【倒産情報】飲食店などの内装工事…ノーヴァが破産手続き開始決定 負債約2億円 関係会社も 埼玉・川口
2025/07/24/07:08
帝国データバンク大宮支店によると、内装工事のnouve(ノーヴァ)と関係会社のTruam Feuerwerk(トラウムファイヤーヴェル)=いずれも川口市=が6月26日にさいたま地裁から破産手続きの開始決定を受けたことが分かった。負債総額はノーヴァ社が約2億円、トラウム社が約1500万円。破産管財人は松島俊行弁護士(大宮桜木町法律事務所、さいたま市大宮区)が選任された。
ノーヴァ社は2019年6月設立。事務所や飲食店舗の内装を中心に設備工事やメンテナンスなどを行い、22年3月期は年売上高約1億円を計上したが、その後、不良債権の発生を機に資金繰りが逼迫(ひっぱく)。支払い遅延で対外信用が低下し、一部取引先からの預金口座の差し押さえを受けて事業の継続を断念した。
トラウム社は20年12月設立。建設業として立ち上げたが、飲食店事業にも参入し、さいたま市内で和食店を運営していた。今回、ノーヴァ社に連鎖した。










