埼玉新聞

 

絶景!巨大氷カーテン出現、高さ30m幅200m圧巻 埼玉・秩父“三大氷柱”シーズン到来、続々オープン

  • 幻想的な空間を演出する、あしがくぼの氷柱=6日午後6時ごろ、横瀬町芦ケ久保

    幻想的な空間を演出する、あしがくぼの氷柱=6日午後6時ごろ、横瀬町芦ケ久保

  • 幻想的な空間を演出する、あしがくぼの氷柱=6日午後6時ごろ、横瀬町芦ケ久保

 秩父地域の冬の風物詩「秩父三大氷柱(ひょうちゅう)」のシーズンが到来した。横瀬町芦ケ久保の「あしがくぼの氷柱」には、高さ約30メートル、幅約200メートルの“氷のカーテン”が出現した。金~日曜と祝日に行われるライトアップでは、46基の発光ダイオード(LED)ライトが時間ごとに変化し、幻想的な景色を演出している。

 同氷柱は、町観光協会氷柱部会が地域活性化を目的に事業を始め、今年で10年目。ボランティアらが、上流の沢の水をスプリンクラーやホースで散水し、氷柱を育てている。同会によると、今年も氷柱の出来は良く、今後寒さが続くと氷が一層厚くなり、広範囲で絶景を楽しめる。土日祝日のライトアップは予約制だが、西武鉄道利用者には観賞整理券が配られる。

 天然の氷柱を楽しめる秩父市大滝の「三十槌(みそつち)の氷柱」、つり橋から氷の芸術を眺められる小鹿野町河原沢地区の「尾ノ内氷柱」もオープンした。開催期間は3カ所とも、2月下旬ごろまでを予定(天候次第で変更あり)。

 問い合わせは、「あしがくぼの氷柱」が町観光協会事務局(電話0494・25・0450)、「三十槌の氷柱」が秩父観光協会大滝支部(電話0494・55・0707)、「尾ノ内氷柱」が同実行委事務局(電話0494・75・1381)へ。

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