埼玉新聞

 

関東一の祇園・熊谷うちわ祭、きょう22日は最終日でフィナーレへ 中心部で2年ぶり巡行祭 山車と屋台、夕方に国道17号へ集合したたき合い

  • 夕暮れが迫る市街地を引き回される各町区の山車と屋台=21日午後6時42分ごろ、熊谷市内

    夕暮れが迫る市街地を引き回される各町区の山車と屋台=21日午後6時42分ごろ、熊谷市内

  • 夕暮れが迫る市街地を引き回される各町区の山車と屋台=21日午後6時42分ごろ、熊谷市内

 関東一の祇園と称される熊谷うちわ祭は21日、熊谷市の中心部で巡行祭が行われた。暑さ対策で夕方の時間帯に催されるのは、2023年以来、2年ぶり。

 真夏の太陽が西に傾いた午後5時半ごろから、全12町区の山車と屋台が市街地を東西に貫く国道17号に集合。勇壮なはやしの音とともに、引き回された。周囲が暗くなると、ちょうちんの明かりが華やかな雰囲気を演出。最後は同市仲町の八木橋百貨店前に全ての山車と屋台が顔をそろえ、曳(ひ)っ合(かわ)せたたき合いで締めた。

 熊谷市の最高気温は祭り初日の20日よりも1・3度高い37・5度まで上がり、この日も猛暑日を観測。だが、巡行祭が始まる頃には、幾分過ごしやすくなった。

 最終日の22日は、毎年交代で祭りを取り仕切る年番町を引き継ぐ年番送りなどを行い、フィナーレを迎える。
 

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