▽4回戦
昌平 5―1 花咲徳栄
土壇場で試合を振り出しに戻しタイブレークに持ち込んだが、最後は相手の一発に泣き、2年連続の甲子園への道が断たれた。0―1の九回2死から敵失で出塁した柳が果敢な走塁で二盗を決める。続く主将の代打酒井の打球が中前にポトリと落ち、柳が起死回生の生還を果たした。
先攻のタイブレークで複数得点を取りたかったが、先頭岩村のバントが決まらず、飛び出した二塁走者も刺殺され“三振併殺”。2死一塁から二盗を狙ったが失敗となり、無得点に終わった。先発の渡辺から黒川、正岡への継投で九回まで1失点と踏ん張ったが、打線のつながりを欠いた。