埼玉新聞

 

大宮の期日前投票所でミス 妻の投票整理券で夫が投票 性別確認が不足…受付係が氏名読み上げ、男性が返事→本人と誤認 パソコン表示は“女性”、投票後に気付き発覚 男性「代わりにできると思っていた」

  • 【ちなみ】投票所2=選挙イメージ

    大宮の期日前投票所でミス 妻の投票整理券で夫が投票

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 さいたま市は18日、大宮区役所期日前投票所で、妻の投票所整理券を持参した男性に投票させるミスがあったと発表した。受付での性別確認が不足していたという。正しく記載されていれば有効票として扱われる。

 大宮区総務課によると、男性は18日午後1時半ごろ、同投票所に妻の投票所整理券を持参。受付係が氏名を読み上げたところ、男性が返事をしたため、本人であると誤認したという。

 投票後、パソコンの画面に女性と表示されていることに気付き、男性に声をかけて発覚した。「妻が仕事で行けず、頼まれた。代わりに投票できるものと思っていた」と話したという。男性は別の日に投票済みだった。

 受付では一人がパソコンの画面で情報を確認し、もう一人が投票者本人を目視で確認することになっていた。同課は「投票所の従事職員に対し、本事案を共有・注意喚起を行い、再発防止を徹底する」としている。

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