埼玉新聞

 

みんなで「ヨッテコ」寄居の「ヨリバ」 寄居駅南口の施設と広場、愛称が決定 命名は町内の小3と54歳

  • 愛称が採用された長嶺傑さん(右)と茂木万葵さん(左)。中央が花輪利一郎町長=寄居町役場

 寄居町が募集していた寄居駅南口駅前拠点施設と広場の愛称が決まった。施設が「Yotteco(ヨッテコ)」で小学3年生の茂木万葵(まき)さん(8)、広場が「YORIBA(ヨリバ)」で会社員の長嶺傑さん(54)がそれぞれ名付けた。命名した2人は共に同町在住。

 愛称は、町民や在学在勤者から募り、4歳から84歳までの126人が応募した。施設は123点、広場は118点が寄せられた。1次審査で各10点、2次審査で各4点を選出、最後に花輪利一郎町長が選んだ。

 「Yotteco」には「寄居町のみんなが気軽に寄っていけるように」という思いを込め、「YORIBA」は「寄居だけに寄っておいでと語りかけるような響きと、ほっとする場所になってほしい」という意味を含めたという。

 24日、町役場で愛称認定書の交付式が行われた。花輪町長は「ヨッテコとヨリバが中心となってにぎわいの創出、中心市街地の活性化につながるものと信じています」と話した。

 茂木さんは「お母さんと考えました」と愛称が採用されてうれしそう。長嶺さんも「温かみのあるまちづくりをお願いしたい」と今後の寄居に期待した。

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