鈴木氏が初当選 埼玉・長瀞町長選 三つどもえの戦いを制す 投票率は前回上回る64・94%
2025/06/30/10:19
任期満了に伴う埼玉県の長瀞町長選は29日投開票され、いずれも無所属新人で元町議の鈴木日出男氏(65)が、元町議の岩田務氏(46)、元町議の板谷定美氏(75)との三つどもえの戦いを制し初当選した。
鈴木氏は秩父市役所職員の行政経験を強調し、「活気ある町をつくる」と訴えた。補助金の確保や観光地のバージョンアップなどを政策に掲げ、幅広い世代から支持を集めた。
板谷氏はふるさと納税の推進などを提案、岩田氏は財政健全化の町づくりを主張したが、及ばなかった。
4人が立候補した町議補選(欠員3)も投開票された。
当日有権者数は5570人(男2727人、女2843人)。町長選、町議補選の投票者数は3617人(男1749人、女1868人)。投票率は64・94%(男64・14%、女65・71%)で、2021年の前回58・14%より6・80ポイント上回った。
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長瀞町長選開票結果(選管最終)
当1696 鈴木日出男 無新
1302 岩田務 無新
562 板谷定美 無新
(無効57、持ち帰り0)
■鈴木日出男氏
【略歴】(1)元秩父市役所職員(2)町議(3)秩父農工科高(4)長瀞町(5)井戸
【公約】(1)町民の皆さまを全面的に支援(2)教育の充実(3)定住移住と企業誘致の促進(4)長瀞のバージョンアップ
※略歴は(1)肩書(2)主な経歴(3)最終学歴(4)出身地(5)現住所―の順。年齢は投開票日現在。埼玉新聞調べ










