靴脱ぎ、あおむけで大の字…声かけもためらう状態 県道の中央に寝込む男性 未明の埼玉・朝霞 運転中の警備員が発見、カラーコーンで囲み安全を確保 社に戻る途中の行動に称賛 男性はそのまま徒歩で帰宅
2025/06/25/10:52
路上で寝込んでいた男性を発見し、警察に通報して安全を確保したとして、埼玉県警朝霞署は17日、セントラル警備保障埼玉支社(さいたま市)の警備員藤田陽介さん(40)=白岡市在住=に人命救助功労の感謝状を贈呈した。
同署などによると、藤田さんは6月2日午前0時40分ごろ、朝霞市岡3丁目の県道で乗用車を運転中、道路中央付近にあおむけで倒れている20代の男性を発見。すぐに110番し、男性が寝込んでいたため近くに車を停車し、車に積んでいたカラーコーンを周囲に設置。警察官が駆け付けるまでの間、男性の安全を確保した。
男性は酒に酔って寝ており、けがはなかった。警察官が駆け付けた後、そのまま徒歩で帰宅したという。
藤田さんは志木市内の施設を巡回し、支社に戻る途中だった。藤田さんは「男性は大の字になり、靴も脱いで寝ていた。声をかけるのもためらう状態だった。感謝状は光栄で、今後も同様のケースに遭遇すれば、同じ行動を取りたい」と話していた。










