埼玉新聞

 

<サッカー女子>三菱重工浦和のMF塩越が日テレ東京Vへ完全移籍 下部組織出身の27歳、今季は26試合で8ゴール 「決断は簡単なことではなく、たくさん悩み、考え、強い覚悟を持って決めました」

  • 三菱重工浦和から日テレ東京Ⅴに完全移籍を発表した塩越柚歩

    三菱重工浦和から日テレ東京Ⅴに完全移籍を発表した塩越柚歩

  • 三菱重工浦和から日テレ東京Ⅴに完全移籍を発表した塩越柚歩

 サッカー女子WEリーグの三菱重工浦和は16日、MF塩越柚歩(27)=川越市出身=が同リーグの日テレ東京Vに完全移籍すると発表した。

 塩越は浦和の下部組織出身でトップチームに昇格してから、10シーズン所属。2016年シーズン以降はチームの中心選手として活躍していた。今季も公式戦26試合で8得点を記録。通算成績は、193試合出場し26得点を奪っていた。

 なでしこリーグ時代を含めリーグ優勝、皇后杯など多くのタイトル獲得に貢献。ベストイレブンにも2回選出されている。20年には日本代表(なでしこジャパン)にも初選出され、これまでに7試合に出場している。

 塩越はクラブを通じ「15年レッズで育ってきた私にとって、この決断は決して簡単なことではなく、たくさん悩み、考え、強い覚悟を持って決めました。そして、浦和のエンブレムを通して出会えた全ての方々に感謝しています」とコメントした。

 今季リーグ制覇した日テレは、来季から今季途中まで浦和の指揮官を務めていた楠瀬直木氏(61)が新監督に就任する。

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