埼玉新聞

 

人気芸人しずる登場、会場満員に 松伏の「さいたま夢まつり」笑いに包まれる カレーサミットも

  • 「しずる」など吉本興業の芸人たちが登場した彩多漫才コンテストS-1グランプリ=1日、松伏中央公民館田園ホール・エローラ

 松伏町の松伏中央公民館田園ホール・エローラなどで1日、「さいたま夢まつり」が開催された。埼玉の魅力を発信し、県民の地域への誇りを醸成するとともに県内交流を活性化しようと、日本青年会議所(JCI)関東地区埼玉ブロック協議会が主催した。

 メインイベント第1部の「彩多漫才(さいたまんざい)コンテストS-1グランプリ」では、吉本興業の人気芸人「しずる」の2人が進行を務め、若手芸人6組が埼玉の名物や地名などを絡めたネタを披露。ものまねやヨーヨーなど個性豊かなパフォーマンスも取り入れたネタに、満員となった会場は笑いに包まれた。観客の投票などの結果、三郷市出身の佐竹正史さんと岩橋淳さんのコンビ「ビスケッティ」がグランプリに輝いた。

 第2部の「埼玉の誇り醸成会議」では出演芸人らが登壇し、観光スポットや名物、県民性など埼玉の魅力について話し合った。

 今年度同協議会会長の田辺直也さん(34)は「各地域の魅力を発信し、県内交流をさかんにしたい。われわれ埼玉県民で埼玉をもっと盛り上げていければ」と話していた。

 吉川市から来場した河内まり子さんは「漫才は子どもも分かる内容で、埼玉の魅力がたくさん入っていて楽しめた」と話していた。娘で小学3年生の咲結さんは「漫才が大好き。楽しかった」と笑顔を見せていた。

 野外広場では「華麗なる埼玉~カレーサミットIN吉川松伏」を開催。県内各地域の特産品を使ったカレーや関連商品などが出店した。

 そのほかにスナックゴルフ体験や音楽ステージ、県立松伏高校吹奏楽部と合唱部による音楽祭などが行われ、多くの来場者でにぎわった。

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