埼玉新聞

 

1人1万5千円を支給、18歳以下の子に 入間市、妊婦や19~21歳にも給付金 農家も一部助成サポート

  • 入間市役所=入間市豊岡

 入間市は、物価やエネルギーの高騰対策として18歳以下の子どもがいる世帯に対し、子ども1人当たり1万5千円を支給する。支援事業費など計3億1756万円の追加補正予算案が7日、専決処分された。

 市によると、18歳以下の支援の対象は約2万1200人。2023年2月中旬ごろから支給を開始する。市は今回の支給に合わせ、ことし9月定例会で可決された妊婦に3万円を支給する「妊婦応援給付金」や本年度中に19~21歳になる人に2万円を支給する「青春応援給付金」と併せ、「生まれる前から21歳までの全ての年齢に支援を行うことができる」としている。

 また加温施設がある市内の園芸農家に対し、重油や灯油の購入費の一部を助成。冬季のビニールハウスでの野菜や園芸栽培をサポートしていく。

ツイート シェア シェア