埼玉新聞

 

甘くてジューシー 今が旬のトマト、加須で花咲徳栄高生が収穫体験 食育実践科の生徒ら、食べ頃を収穫…おいしかったと笑顔

  • トマトを収穫体験する花咲徳栄高校食育実践科の生徒

    トマトを収穫体験する花咲徳栄高校食育実践科の生徒=加須市水深

  • トマトを収穫体験する花咲徳栄高校食育実践科の生徒

 加須市花崎の花咲徳栄高校食育実践科の2年生73人が5月28日、3班に分かれて同市水深地区と大室地区のトマト農家3カ所で収穫体験を行った。収穫体験は市と同校の連携事業の一環。今回は今が旬のトマトについて学習した。

 水深の佐久間農場では、代表の佐久間通友(ゆきとも)さん(57)がトマト栽培施設内を案内した。佐久間さんは「施設はガラスハウスで、480坪ある。トマトは、ハウス桃太郎という品種。3500本くらいのトマトが植えられている」と説明した。

 佐久間農場は直売が中心。トマトの品種は、皮が薄く食味がよく、食べやすい品種。「昨年11月に来た苗を育て、今年1月に施設内に植えた。3月末ごろから収穫を始めている。施設内の温度はきょうは34度。収穫は汗だくでやっている」などと話した。

 生徒たちは、食べ頃を1人4個収穫した。山本将也さん(16)は「スーパーのトマトはよく食べる。直売のはとても甘くてジューシーでおいしかった」と笑顔。山﨑ひなのさん(16)は「祖父母がミニトマトを栽培している。トマトは大好き」と話した。

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