埼玉新聞

 

<ランチ>リピーター多いオーガニックランチ評判 皆野のMahora里カフェ 調味料も一から手作り

  • 一日20食限定の酵素玄米菜食プレート

  • Mahora里カフェを紹介する松岡美里さん

 2021年7月に、皆野町のMahora稲穂山園内にオープン。肉や魚など動物性素材を使わず、秩父地域の農家や同園内で取れた無農薬の野菜で玄米菜食のオーガニックランチを提供している。

 管理栄養士やカラーセラピーの資格を持つ店長の松岡美里さんが、今が旬の、色鮮やかな地元野菜を厳選し、「体と心が喜ぶごはん」を創作。ポリシーは「手間暇を惜しまない」で、調味料も一から手作りしている。

 ランチの主役は、玄米を小豆と塩と一緒に炊き、3日間寝かせた酵素玄米ご飯。その他の主菜や小鉢、汁物のメニューは月ごとに替えている。10月は、かぼちゃのゴマみそスープ、飛龍頭(ひりょうず)、小松菜の梅のり和え、さつまいものサラダなど、栄養たっぷりで、目でも楽しめる品々が並ぶ。来月は、園内で取れた朴の葉を使った焼き野菜などを提供する予定。

 テーブルや座敷計25席の店内は、木目が美しい自然素材の温かみが感じられ、地元客のくつろぎの場でもある。健康食を求め、県外からのリピーターも多い。

 松岡さんは「疲れを感じている方々に、ゆっくりとした時間と、心と体を元気にする食事を提供し、生活習慣を見直すきっかけを与えていきた」と話した。

【メモ】Mahora里カフェ

 皆野町皆野4048―1(電話0494・26・7401)。営業は金、土、日、月曜の午前11時~午後4時半(ランチ提供は午前11時半~午後2時)。酵素玄米ご飯に主菜、小鉢3種、汁物が付くランチ「酵素玄米菜食プレート」(税込み1800円)は、一日約20食限定のため、電話予約を推奨している。

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