埼玉新聞

 

埼玉新聞「埼玉歌壇」の選者大西民子さん、故郷の岩手・盛岡で碑前祭 深谷の郷土史家が参加、戦後短歌を代表する歌人しのぶ

  • 大西民子さんの歌碑の前で手を合わせ大西さんをしのぶ荻野勝正さん

    大西民子さんの歌碑の前で手を合わせ大西さんをしのぶ荻野勝正さん=10日午前、盛岡市

  • 大西民子さんの歌碑の前で手を合わせ大西さんをしのぶ荻野勝正さん

 戦後短歌を代表する歌人の一人で、埼玉県の旧大宮市に長く暮らし、69歳で亡くなった大西民子さんを顕彰する碑前祭が10日、故郷の盛岡市で開かれた。16回目となる碑前祭に、大西さんを「心の師」として作歌に励んでいる深谷市の郷土史家、荻野勝正さん(75)が初めて参加した。荻野さんは、埼玉新聞「埼玉歌壇」の選者だった大西さんに、投稿した短歌が選ばれ「評」付きで同歌壇に初掲載されたのが縁で「心の師」と仰いできた。碑前祭では、大西さんに選ばれた自作2首を披露し「心の師」をしのんだ。

もっと読む
ツイート シェア シェア