埼玉新聞

 

さいたま市民、実は甘党? シェア自転車利用者に地元スイーツPR アプリで市内23店を表示、特典も

  • 「さいたまスイーツ」キャンペーンのチラシ

 さいたま市は17日~11月30日まで、シェアサイクルサービス「HELLO CYCLING」と連携して、「HELLO!さいたまスイーツ ~ちょっと楽しい寄り道しよう~」キャンペーンを実施する。シェア自転車の利用者に、さいたまスイーツの魅力をPRする。

 市商業振興課によると、同サービスのアプリには、市内370カ所の自転車ステーションのほか、参加する市内のケーキや和菓子、プリンなどスイーツ店23店舗の位置が地図上に表示される。アプリをダウンロードして、23店舗で商品を購入した人に、同サービスを利用できる200円分のクーポンコードを記載した用紙を提供する。購入金額2千円未満は1枚、2千円以上は2枚。キャンペーンは市主催で、予算額は約620万円。

 総務省の家計調査によると、政令指定都市・県庁所在地の2019~21年の平均で、さいたま市はプリンの消費額が全国1位、菓子類とケーキがいずれも全国2位を記録している。担当者は「通勤や通学でシェア自転車を利用する市外の人にも、さいたまスイーツを知ってもらえるきっかけや、各店舗への誘客につながれば」と話していた。

 問い合わせは、同課(電話048・829・1364)へ。

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