さいたま市内の公園で女子大学生にわいせつな行為をしたとして、2日に不同意わいせつの疑いで浦和署に逮捕されていた男性（27）について、さいたま地検は19日付で不起訴処分とした。処分理由は明らかにしていない。

■容疑を認めていた（以下、初報記事）

　さいたま市南区の公園内で女子大学生に対してわいせつな行為をしたとして、浦和署は2日、不同意わいせつの疑いで、住所不詳、自称会社員の男（27）を逮捕した。

　逮捕容疑は2日午前1時10分ごろから同55分ごろまでの間、さいたま市南区の公園内で、歩行中だった県内居住の20代の大学生女性に対して、体を触るなどのわいせつな行為をした疑い。容疑を認め「ナンパしたかった」などと供述しているという。

　同署によると、男は公園付近の路上を歩いていた女性に後ろから突然抱き付いた後、公園に連れ込み犯行に及んだ。女性が「男に体を触られた」と110番。現場周辺に似た特徴の男がいるのを警察官が発見し、職務質問したのちに逮捕した。