19日午前0時25分ごろ、狭山市祇園1丁目、西武新宿線入曽―狭山市間の踏切で、男性が西武新宿発本川越行き下り準急列車(10両編成)にはねられ死亡した。
狭山署によると、男性は60~70代で、現場近くに財布や身分証明書などが入ったショルダーバッグが残されていた。踏切にいる男性を運転士が発見し、急ブレーキをかけたが、間に合わなかったという。同署で男性の身元の確認と事故原因を調べている。
西武鉄道によると、同線は狭山市―本川越間の運転を見合わせ、同日午前1時20分ごろに再開し、乗客約200人に影響が出た。