埼玉新聞

 

絶景も!350種類のダリア見頃、埼玉・小鹿野の広大な範囲に 昨年より鮮やか 紅葉まつりも楽しみ

  • 山間斜面に咲き誇る色鮮やかなダリア=11日午前、小鹿野町両神薄の両神山麓花の郷「ダリア園」

 小鹿野町両神薄の両神山麓花の郷「ダリア園」で約350種類の色鮮やかなダリアが見頃を迎えている。約1万平方メートルの広大な山間斜面に約5千株が競うように咲きほこり、見物客の心をなごませている。開園期間は11月3日まで。

 地域住民でつくる「両神山麓花とみどりを育てる会」の会員約30人が毎年ダリアを植栽している。同会の神林清一会長(78)は「今年は雨が続いたため、前年より茎がしっかりしていて、花の色も良い。開園期間中は十分楽しめる」と絶賛している。

 時間は午前9時から午後4時半。整備協力金は中学生以上500円。入園時は検温を行い、入園者にはマスクの着用を呼びかけている。

 閉園後、同園のダリアは、11月6日に開かれる尾ノ内渓谷(同町河原沢)の「紅葉まつり」で使用される。同園で摘み取ったダリアを、地元ボランティアらが渓谷の吊り橋や遊歩道に飾り付け、紅葉の絶景を演出する。

 ダリア園に関する問い合わせは、町観光協会(電話0494・79・1100)へ。

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