埼玉新聞

 

<ランチ>着想10年の「モチダヨネサク」って? 驚きと感動のオリジナル洋食 東松山のキッチュ食堂

  • オリジナルポークジンジャー

  • オーナーシェフの宗形徹さん

 東松山市材木町の市街地にあるオリジナル洋食「キッチュ食堂」。元はそば店。同市の商店街空き店舗対策事業の補助金交付決定を受け、店舗をリノベーション。オーナーシェフの宗形徹さん(59)が今年3月に開業した。

 かつて都内で、魚の卸や居酒屋、カフェを経営。元々、フランス料理の経験もあったことから川越で洋食店を始めた。今回、縁があって「食べた人に驚きと感動を味わってもらいたい」と東松山に店を移した。「ポピュラーな洋食を素材、調理方法、付け合わせの野菜・ソースを見つめ直し、再構築したオリジナル洋食」が特徴という。

 ランチセット(ライス・スープ・サラダ付き)は「オリジナルポークジンジャー」(税込み1200円)、「自家製ハムのカツ アンチョビソース」(同1400円)、「ほぐれるトンテキ」(同2000円)、「エスニックなチキンナンバン」(同1100円)など多彩。ポークジンジャーはローストした豚肉、蒸し焼きしたキャベツ、2種類の生姜のソースと斬新。全てオリジナル。ディナー限定メニューも充実。着想10年の新食感の料理“モチダヨネサク”も人気だ。

 宗形さんは「これからも新しい料理を開発、地元に親しまれる店にしたい」と話していた。

【メモ】キッチュ食堂

 東松山市材木町17の15(電話0493・53・6722)。営業時間は、ランチ午前11時30分~午後3時、ディナー午後5時30分~同9時30分。水曜が定休日。

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