埼玉新聞

 

ストリートサッカー、川口の中学1年生が初優勝 PANNA選手権・女性の部 市役所で日本一を報告 将来の夢は「なでしこジャパンでW杯優勝」…市長から激励受け、さらなる飛躍を誓う

  • 全日本PANNA選手権女性の部で優勝した市立領家中1年の浜口紗綾さん

    全日本PANNA選手権女性の部で優勝した市立領家中1年の浜口紗綾さん=14日午後、川口市役所

  • 全日本PANNA選手権女性の部で優勝した市立領家中1年の浜口紗綾さん

 ストリートサッカー「第5回全日本PANNA(パナ)選手権」女性の部で優勝した川口市立領家中学校1年の浜口紗綾さんらが14日、川口市役所を訪れ、日本一を報告した。

 PANNAとは相手を「股抜きする」を意味する、欧州発祥のストリートサッカー競技。直径約5メートルの八角形で囲われたコートで1対1で競われる。試合時間は3分。より多くゴールを決めるか、あるいは股抜きを決めると即時勝利となる。相手への極端な接触や、スライディングは禁止されており、高い技術や駆け引きが求められる。

 浜口さんは3月に東京都内で行われた大会に出場して初優勝。「意外でした」と控えめにほほ笑む。2歳年上の兄の影響で小学1年からサッカーを始め、現在は戸田市、県南部で活動するクラブチーム「GRAMADO FC TOKINAN(グラマードFCトキナン)」に所属する。憧れの選手は戸田市出身でイングランドのマンチェスター・シティ所属の長谷川唯選手という。

 奥ノ木信夫市長から激励を受けた浜口さんは将来の夢を「なでしこジャパンに選ばれ活躍し、ワールドカップで優勝すること」と力強く話し、世界を視野にさらなる飛躍を誓った。

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