埼玉新聞

 

小4死亡ひき逃げ13年、母が情報提供訴え 書類破棄の元警官は謝罪なし 逃走考えない社会実現へ前向く母

  • 小関孝徳君の仏壇の前で手を合わせる孝徳君の母親=熊谷市の自宅

  • 県警が新たに作り直したチラシ

 熊谷市で2009年9月、小学4年の小関孝徳君=当時(10)=が死亡した未解決のひき逃げ事件は、30日で発生から13年を迎える。県警は新たにチラシを作り直し、孝徳君の母親は今も犯人の逮捕に向けて全力を尽くしている。時効まであと7年。事件の風化に危機感を抱く母親は「死亡ひき逃げ事件の公訴時効を撤廃し、逃げることを考えない社会をつくってほしい」と訴える。

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