埼玉新聞

 

春の観光名所に19万人来場…秩父「芝桜の丘」の観光客、GW期間中は昨年比42%増 昨年より開花遅れ、GW後半まで見頃が続いて客足増加

  • 武甲山の麓に咲き誇るシバザクラ

    「芝桜の丘」のシバザクラ=4月22日午前

  • 武甲山の麓に咲き誇るシバザクラ

 秩父市は7日、春の観光名所、羊山公園「芝桜の丘」(同市大宮)の観光客数を発表した。芝桜まつり期間4月4日~5月6日の来場者数は、昨年比7・4%増の約29万人だった。観光客が集中する4月26日~5月6日の大型連休期間(GW)は約19万人が来場し、昨年より42%増えた。

 市観光課によると、今年は3月の積雪や4月上旬の気温低下などで、昨年よりシバザクラの開花時期が遅れた。見頃がGW後半まで続いたことが客足増加につながった。昨年に比べて車利用の個人客が増加したが、大型バスの団体ツアーの来客は減った。

 芝桜の丘には10種類40万株以上のシバザクラが咲き誇る。コロナ禍前の2019年(4月12日~5月6日)は約44万人が来場している。

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