埼玉新聞

 

選手バスに乗ってスタジアムへ行こう!浦和レッズ、さいたま市民の日に特別企画 地域の小学生ら23人が参加 三菱重工浦和の選手らとスタジアム内を見学、取材体験やミニゲーム楽しむ

  • 浦和レッズの職員からスタジアムの説明を聞く子どもたちは、柴田華絵選手(中央)らに取材体験も行った

    浦和レッズの職員からスタジアムの説明を聞く子どもたちは、柴田華絵選手(中央)らに取材体験も行った=1日午後、さいたま市浦和区駒場

  • 浦和レッズの職員からスタジアムの説明を聞く子どもたちは、柴田華絵選手(中央)らに取材体験も行った

 さいたま市民の日の特別企画として浦和レッズは1日、選手らが移動時に使用するチームバスの乗車体験をするイベント「選手バスに乗って浦和駒場スタジアムへ行こう」を、さいたま市浦和区の浦和駒場スタジアムで開催した。さいたま市在住の小学生4~6年生23人が参加。三菱重工浦和レッズレディースの選手らと、スタジアム内部を見学したほか、ミニゲームや取材体験を楽しんだ。

 同イベントは、地域の小学生らにスポーツの楽しさなどを知ってもらう目的で実施。参加者らは、選手が普段使用するバスでさいたま市役所からスタジアムまで移動し、三菱重工浦和レッズレディース所属の栗島朱里選手、柴田華絵選手にハイタッチで出迎えられた。

 子どもたちは、選手らとロッカールームやアップを行う選手控室などスタジアムを見学。控室での過ごし方や試合前のルーティンなど説明を受けると、驚きの声を上げた。その後、入場曲に合わせてピッチに入場し、2チームに分かれて選手らと準備運動やミニゲームを行いサッカーを楽しんだ。

 また、イベントの最後には記者体験として選手にインタビューを実施。子どもたちは、思い出に残った試合やサッカーを始めたきっかけを質問した。「チームで一番頼りにする選手は」と聞かれると、両選手は互いに名前を挙げ、会見場には笑顔があふれた。

 栗島選手は「子どもがピッチに入る機会があるのはいいこと。レッズのユニホームを着ている子もいたので、自分が夢を与えていることを改めて実感した」と笑顔。柴田選手は「子どもたちがいろんなことに興味を持って楽しそうだったのがうれしかった。これからも期待に応えられるように頑張りたい」と話した。

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