埼玉新聞

 

古墳時代につくられた墓の地下には飛行機の軍需工場の跡 国史跡の吉見百穴 空襲避けて部品が製造出来るよう大宮から移転計画 本格的な製造の前に終戦迎える/埼玉県内に残る戦争遺跡(3)

  • 現在も立ち入りが制限されている軍需工場の跡地=吉見町北吉見

    現在も立ち入りが制限されている軍需工場の跡地=吉見町北吉見

  • 百穴の前で軍需工場の貴重さを語る学芸員の太田賢一さん

    百穴の前で軍需工場の貴重さを語る学芸員の太田賢一さん

  • 現在も立ち入りが制限されている軍需工場の跡地=吉見町北吉見
  • 百穴の前で軍需工場の貴重さを語る学芸員の太田賢一さん

 今年は戦後80年を迎える節目の年。戦争を実際に経験していた世代が少なくなり、当時の記憶を次世代に伝えていくことが課題になりつつあるが、県内には軍需工場、飛行場、陸軍学校分教場など戦争に関係する遺跡が点在している。県内に残る施設はどのような役割を果たしたのか、関係者たちの話を交えながら紹介していく。

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