埼玉県警交通指導課は4月7～15日までの間、放置違反金滞納者に対する一斉徴収（滞納処分）を実施し、滞納者46人95件から合計166万4千円分の違反金を徴収したと発表した。未納付の対象期間は2019年9月から24年8月。

　対象者は放置車両の所有者で、県内など1都7県在住の22～68歳の46人。同課は28人分の預貯金（79万1千円）や腕時計4本（3万6千円）など、37人62件分の違反金合計115万3千円分を差し押さえたほか、任意納付に応じた9人から33件分51万1千円を徴収した。

　同課によると、滞納者は放置違反金について再三にわたる文書や電話による催促を行ったが、支払いに応じなかった。滞納者が絶えないことから同課は「逃げ得は許さない」としている。