埼玉新聞

 

【道路陥没】あすにも運転手を直接捜索へ 下水管内に立ち入り 事故から3カ月で初めて 知事「一日も早く」

  • クレーン車で吊り上げられたトラックの一部=29日午前2時35分ごろ、八潮市二丁目

    クレーン車で吊り上げられたトラックの一部=1月29日午前2時35分ごろ、八潮市二丁目

  • 【地図】八潮市(2025陥没現場入り)

    八潮市の道路陥没現場の位置

  • クレーン車で吊り上げられたトラックの一部=29日午前2時35分ごろ、八潮市二丁目
  • 【地図】八潮市(2025陥没現場入り)

 八潮市で県道が陥没しトラックが転落した事故で、県は30日、早ければ5月1日にも、下水道管内に人が立ち入って現場を確認する作業に着手すると明らかにした。管の内部に人が立ち入って捜索するのは事故後初めて。

 安否不明となっている70代の男性運転手は、下水道管内にある運転席部分に取り残されているとみられ、有毒な硫化水素やがれきの状況を調べ、安全が確認できれば捜索活動を再開する方針。

 大野元裕知事は同日の定例会見で「下水道管内の状況を見ながら、これまでは遠隔で行ってきた現場確認に加え、人による確認を行う準備を進めている。早ければ明日にも人による現場確認を行う可能性が出てきている。一日も早く救出に着手できるよう引き続き最善を尽くしてまいりたい」と述べた。

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