埼玉新聞

 

「3年ぶり」待ちわびた きょうまで「わらび機まつり」規模縮小もにぎわい 子どもたちの晴れ舞台も

  • 3年ぶりの機まつりで盛り上がる商店街のステージ=5日、蕨市

 蕨市の真夏の風物詩「わらび機まつり」が開かれている。新型コロナウイルスの感染防止のため、日程を3日間に短縮するなど規模は縮小したが開催にこぎつけた。

 初日の5日はJR蕨駅の西口ロータリーでスターライトステージが設けられ、市民のアマチュアバンドが演奏。市内にある武南高校のバンド「METEOR」でギターとボーカルを務める2年生櫛田翆さん(16)は「初めて学校の外で一般の人の前で演奏した。新鮮です」と声を弾ませた。メンバーはギターの清野心羽さん(17)、ドラムの田中怜さん(16)、ベースの飯塚晃矢さん(17)の4人。「今日はカバー曲だったけど、今年中にはオリジナルをつくろう」と声をそろえた。

 商店街のステージで司会を務めた古川歩さん(53)は「今日だけで800人の子どもたちがステージに上がる。お客さんの反応がいつもと全然違う。本当に楽しんでいる感じ」と話していた。

 「いつもより人出は多いと感じる。待っていた感がいっぱいですね」と、商店街でまちおこしに取り組んでいる田中雅子さん(37)は喜んだ。

 駅西口から旧中山道までの約1キロの駅前通り商店街が会場。保育園の子どもたちの短冊が風に揺れていた。「ひこうきのうんてんしゅになりたい」「おうさまになりたい」。「おひめさまになれますように」と書いた池原永茉ちゃん(5)は弟の立稀ちゃん(1)と来た。母親の茜さん(29)は「きっとなれるよ」と言いながらカメラのシャッターを押した。祭りはきょう7日に最終日を迎える。

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