埼玉新聞

 

熊谷花火大会、打ち上げ数と場所を増加へ 昨年自宅から見えなかった人に応えるため 8月13日夕方実施へ

  • 2018年の熊谷花火大会

 熊谷市は28日、毎年8月第2土曜に実施している熊谷花火大会について、新型コロナウイルス感染症の感染状況を鑑み、昨年同様に実施方法を大幅に変更した無観客・短時間・分散型の特別大会として開催すると発表した。

 昨年は市内5カ所で約2千発の花火を打ち上げたが、「自宅からは見えなかった」という声もあり、今年は8月13日午後7時半から5分程度、市内10カ所で約3千発を打ち上げる。会場は妻沼運動公園、妻沼グライダー場、別府沼公園、熊谷スポーツ文化公園、熊谷さくら運動公園、航空自衛隊熊谷基地、荒川大橋下流、押切橋下流、市立健康スポーツセンター、ホテルヘリテイジで、観客席や駐車場は設営しない。

 花火代金は主催の市観光協会事務所での受け付けのほか、昨年に続きクラウドファンディングによる募集を実施し、延べ277人から約900万円の支援があったという。

 問い合わせは、市観光協会(電話048・594・6677)へ。

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