埼玉新聞

 

<春季関東大会>山村学園、決勝逃す 東海大相模に1―4 強豪を次々倒して躍進、監督「上出来です」

  • 山村学園―東海大相模 延長10回表、ピンチを迎えマウンドに集まる山村学園の選手たち=22日、県営大宮球場

 埼玉県で開催されている第71回春季関東高校野球大会第4日は22日、県営大宮で準決勝を行い、4強に県勢で唯一勝ち残っていた山村学園は東海大相模(神奈川1位)に延長十回の末、1―4で敗れて決勝進出を逃がした。

 一回に橋本の右前打で先制した山村学園は、七回に追い付かれると、1―1の延長十回には2点三塁打と犠飛で3点を勝ち越された。それでも、2008年の共学化と同時に創部した12年目のチームは、春秋通じて初めて出場した関東大会で強豪を次々と倒し、ベスト4まで躍進した。岡野泰崇監督は「上出来です。本当によくやってくれました」と選手たちをたたえた。

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