埼玉新聞

 

国民・大野元裕氏、離党の意向 知事選出馬「否定しない」 上田知事「あらゆる舞台で頑張って」

  • あいさつする大野元裕参院議員=20日夜、さいたま市大宮区

 国民民主党の大野元裕参院議員(埼玉選挙区)は20日、さいたま市大宮区で、地元・国会での活動を報告する「日本の未来を考える会」を開き、「一党一派に属さない選択をこれから考えていきたい」と述べ、近く離党して無所属となる意向を示した。

 出馬が取り沙汰されている知事選について、大野氏は報告会後に記者団から問われ「否定するつもりはない。(選択肢は)いろいろとある」と答えた。

 2010年の参院選で初当選し、現在2期目の大野氏は議員活動を振り返り、「仲間への責任、有権者への責任、未来への責任の三つをこの9年間、ひたすら考えてきた。私が仕事をしている間は、(三つの責任を)必ず持ち続ける」とあいさつした。

 報告会には、上田清司知事をはじめ、大島敦国民民主党県連代表(衆院埼玉6区)や地方議員、支援者ら約650人(主催者発表)が参加。来賓として壇上に上がった上田知事は「これからもあらゆる舞台で頑張っていただきたい」と激励した。

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