埼玉新聞

 

花のトンネル、薄紫色で甘い香り 本庄の「骨波田の藤」見頃 天然記念物、樹齢650年と推定

  • 見頃を迎え、咲き誇る「骨波田の藤」=本庄市の「長泉寺」

 児玉33霊場31番札所として知られる本庄市児玉町高柳の長泉寺で、樹齢650年と推定される県天然記念物「骨波田の藤」が薄紫色の花を咲かせている。

 藤棚は本堂前の1千平方メートルを含めて2200~2300平方メートル。花房が1・5メートルほどになる品種ムラサキナガフジが中心。白色やピンク、花びらの周りが赤く縁取られた花もあり、訪れた人たちは甘い香りに包まれながら花のトンネルを楽しんでいる。

 入園料は開花状況によって異なり、中学生以上300円~500円。JR八高線児玉駅から秩父方面に向かって約4キロ。

 問い合わせは、長泉寺(電話0495・72・3122)へ。

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