埼玉新聞

 

埼玉代表に島田さん 小学生プログラミング大会 バランスの良い献立を完成させるシューティングゲーム作る 全国大会は3月2日に

  • 埼玉新聞社の関根正昌社長(右)から表彰状を贈られる島田公之介さん=27日午後、さいたま市北区の埼玉新聞社

    埼玉新聞社の関根正昌社長(右)から表彰状を贈られる島田公之介さん=27日午後、さいたま市北区の埼玉新聞社

  • 埼玉新聞社の関根正昌社長(右)から表彰状を贈られる島田公之介さん=27日午後、さいたま市北区の埼玉新聞社

 コンピュータープログラミングのアイデアや技術を競う「全国選抜小学生プログラミング大会」埼玉県大会(埼玉新聞社、全国新聞社事業協議会主催)の表彰式が27日、さいたま市北区の埼玉新聞社で行われた。最優秀賞となったさとえ学園小学校4年生の島田公之介さん(10)=さいたま市=に表彰状が贈られた。

 島田さんの作品は「PFCバランス献立作りゲーム」。PFCバランスは人間が生きるのに必要なエネルギーを作る栄養素の摂取比率で、タンパク質15%、脂質25%、炭水化物60%が理想的とされる。

 作品は、さまざまな食品を組み合わせ、PFCバランスの良い献立を完成させるシューティングゲーム。朝食、昼食、夕食ごとに現れる食品にフォークを発射し、当たった分の各栄養素の集計がグラフで表示される。プレーヤーはゲームをしながらグラフの動きも見られるため、楽しみながら目標達成を目指せる。

 島田さんは家族のために栄養バランスを考えて日々の食事を作ってくれるお母さんを助けたいと、このゲームを思い付いた。「(各栄養素の多い、少ないに合わせた)コメント作りと、その組み合わせが難しかった」という。

 島田さんは3月2日、品川インターシティホール(東京都港区)で開催される全国大会に埼玉県代表として出場する。「このまま勢いに乗って全国で有名になりたい」と意気込んでいる。

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