埼玉新聞

 

開通すれば混雑解消、地域活性に期待 久喜騎西線バイパスの一部完成、済生会加須病院へのアクセス向上

  • 県道久喜騎西線バイパスの新たな一部約340メートルが完成した。右奥は埼玉県済生会加須病院=加須市上高柳

 埼玉県済生会加須病院(6月1日開院)に隣接した加須市上高柳の県道久喜騎西線バイパス(BP)の新たな一部約340メートル区間が完成し、供用が始まった。同病院へのアクセスが向上した。

 県行田県土整備事務所によると、久喜騎西線BPの計画は加須市水深から馬内間約5キロで、今回はその一部。

 バイパスの幅員は15メートル。2車線で、片側の道幅は3・25メートル。両側に各3・5メートルの自転車歩行者道が付いている。約340メートル間の総事業費は約3億円。県道加須鴻巣線と市道148号線(済生会通り)がつながった。

 開通により、周辺地域の混雑解消、交通事故の抑制、地域の利便性向上、経済の活性化が期待されている。

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