ごみ収集停止…あす13日から再開へ 埼玉・川口 東京23区も受け入れ応じる 引き続きごみの減量と適切な分別呼びかけ 火災の施設復旧には数カ月を要する見込み
2025/01/12/07:53
川口市は10日、朝日環境センターの火災に伴い、収集と処理が遅れている市内ごみについて、新たに「東京二十三区清掃一部事務組合」が週明けの13日から、受け入れに応じると発表した。市は同日から、一般ごみの収集を再開するとしており、引き続きごみの減量と適切な分別を呼びかけている。
市内のごみについては、朝日環境センターで3日に火災が発生し、市は同センターでの受け入れと処理を停止。戸塚環境センター1カ所で対応しているが処理が追い付かず、市は9、10日の一般ごみ収集を停止し、市内のごみ置き場には、大量の未収集ごみが発生した。
市によると、未収集のごみは10日中に収集完了の見込み。収集されたごみは戸塚環境センターのほか、9日から春日部市、蕨戸田衛生センター(戸田市)、東埼玉資源環境組合(越谷市)、10日からオリックス資源循環(寄居町)が受け入れに応じている。
13日からはさいたま市、東京二十三区清掃一部事務組合が受け入れ協力に応じる。
火災があった朝日環境センターの運転再開には数カ月を要すると見込まれ、現在、施設の状況を調査している。