【感染情報】インフル過去最大の流行 埼玉は全国平均上回る感染者…1医療機関当たり 前年同期の3倍以上 新規患者が約2万人に
2025/01/11/10:55
厚労省の発表によると、全国約5千の定点医療機関から29日までの1週間(第52週)に報告のあったインフルエンザの新規患者数が全国で約31万7人、1医療機関当たり64・39人と前週(42・66人)の約1・51倍に急増。統計を開始した1999年以降、最多になっている。
埼玉県の定点医療機関からの患者報告数は1万9981人と前年同時期(5434人)の3・6倍、1医療機関当たり76.56人と全国平均を上回り、国が定める警報基準値の同30人を大幅に超えている。
埼玉県感染症情報センターによると、保健所管内別では、1医療機関当たりの患者数が多い順で川口市保健所の99・55人、草加保健所の96・11人、春日部保健所の93・00人となっている。
年齢別では、14歳以下の患者が全体の約53%。また、入院数は127人(前週89人)で全体の約56%が70歳以上だった。
=埼玉新聞WEB版=