埼玉新聞

 

血を流した負傷者、線路で発見…JRで運転を見合わせ 電車と衝突しておらず 最大1時間28分の遅れ 駅間を走行していた運転士、気付いた異変

  • 【地図】さいたま市北区

    JR宇都宮線などで遅れ、負傷者を発見=さいたま市北区

  • 【地図】さいたま市北区

 9日午後7時50分ごろ、JR宇都宮線の線路内で負傷者が発見され、同路線の新宿駅以北とJR宇都宮線の東京―宇都宮間が午後9時15分ごろまで運転を見合わせた。

 JR東日本によると、JR湘南新宿ライン逗子発古河行き普通列車(15両編成)がさいたま市北区土呂町1丁目付近の土呂―東大宮間を走行中、運転士が線路内に不審なものを発見し停止した。係員が線路内を確認したところ、出血している負傷者を発見し、救急搬送された。負傷者は列車と衝突していないという。安全確認の影響で上下南北計6本が区間運休し、計15本に最大1時間28分の遅れ、乗客約1万9千人に影響が出た。
 

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