埼玉新聞

 

山田うどんがタンメン専門店の2号店、埼玉・川島に16日開業 交通量多い国道沿い、新規顧客の獲得図る

  • 16日に開業する「埼玉タンメン山田太郎」の2号店の川島インター店=川島町上伊草

 山田食品産業(所沢市)は16日、川島町内にタンメン専門店「埼玉タンメン 山田太郎」の2号店を開業する。「ファミリー食堂山田うどん食堂」の店舗を改装し業態転換した。県産ブランド豚「彩の国黒豚」など県産食材を活用。交通量が多い国道沿いの特徴を生かし、各種営業マンやドライバーらの集客に努め、1カ月当たり500万円以上の売り上げを目指す。

 交通量が多い国道254号の下り線側で、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の川島インターチェンジ(IC)からも近い、川島インター店(川島町上伊草)を業態転換した。同町内は「山田うどん」業態が4店あったが、うち川島インター店を「山田太郎」に転換。「山田太郎」で新規顧客の獲得を図りながら、旧店舗の利用客に「山田うどん」への利用を促し、既存3店舗の売り上げ増につなげる。

 麺類のメニューは8種類。麺は北海道産小麦を使い、自社工場(入間市)で製麺する。彩の国黒豚を使ったギョーザや焼肉定食を用意。ライスは県産米の「彩のきずな」を提供するほか、各種野菜も国産を使う。

 席数は43席。各テーブルには注文用にタブレット端末を設置し、支払いもセルフレジ化するなど省力化を進めた店舗として運営する。

ツイート シェア シェア