埼玉新聞

 

見たことない…40センチのウラシマソウ、寄居で開花 住民らも驚き「とにかくジャンボ」

 寄居町用土の大野師郎さん(68)方の花壇で、大きなウラシマソウが開花した。通常の背丈は12~15センチぐらいだが、40センチほどになった株も。観賞した人たちは「こんなの見たことない」と驚いている。

 ウラシマソウはサトイモ科。球根植物で、花穂の先端から伸びた付属体を浦島太郎が釣り糸を垂れている姿に見立てて、和名でウラシマソウと呼ばれている。

 大野さん夫妻は自然で深みのある山野草が大好き。年間を通して100種以上の山野草が楽しめる。「心が和むんです」と、妻のとみ子さん。

 10年ぐらい前、師郎さんが友人からウラシマソウの苗木を譲ってもらい、育ててきた。昨年は6~7カ所からウラシマソウが顔を出した。今季は30カ所から芽を出し、中でも玄関入り口そばで育つウラシマソウが一番大きいという。とみ子さんは「とにかくジャンボなのよ」と話している。

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