埼玉新聞

 

【速報】埼玉公立高入試4万920人が受験 新型コロナ感染など252人欠席、全日制の倍率1・09倍

  • 埼玉公立高入試4万920人が受験 新型コロナ感染など252人欠席、全日制の倍率1・09倍

 2022年度の埼玉県内公立高校入試が24日、全日制139校と定時制24校で行われ、計4万920人(前年度4万192人)が受験した。新型コロナウイルス感染者166人を含む252人が欠席し、体調不良などで別室受験を行った290人のうち、新型コロナの濃厚接触者は211人だった。国語、数学、社会、理科、英語の5教科で、配点は各教科とも100点。

 県教育局高校教育指導課によると、全日制は入学許可予定者3万6721人に対し、3万9885人が受験した。倍率は1・09倍で、前年度と同率だった。欠席や受験取りやめにより、志願者数確定時(21日)より380人減った。

 全日制の学科別倍率は普通科1・13倍(前年度同率)、専門学科0・97倍(同率)、総合学科0・92倍(0・95倍)。普通科で最も倍率が高かったのは市立浦和の2・11倍で、川口市立の1・82倍、浦和西の1・55倍が続いた。専門学科では所沢北理数科の2・43倍が最も高かった。定員割れは普通科32校(30普通科、5コース)、専門学科37校44学科、総合学科6校。

 定時制は1035人が受験し、倍率は0・50倍だった。

 25日に一部の学校で実技や面接、3月7日に追試験が行われる。定員割れの学校は同17日以降に欠員補充試験を行う。合格者は同4日午前9時ごろにウェブで発表される。

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