埼玉新聞

 

きょう「猫の日」は2022年で2が六つ!猫がSNSで話題の行田・前玉神社「限定御朱印」人気 郵送も可

  • 猫をあしらった2種類の特別限定御朱印と「きなこDX」=行田市埼玉の前玉神社

 2月22日は「ニャンニャンニャン」の語呂合わせで「猫の日」。今年はさらに2022年と、2が六つも並ぶ。県内でも猫にちなんだ企画がめじろ押しだ。

 行田市埼玉の前玉(さきたま)神社は19日から、「猫の日」を記念して、同神社の4匹の猫をあしらった特別限定御朱印を授与している。昨年は新型コロナウイルスの影響で郵送のみで対応していたが、2年ぶりに社頭での頒布を実施。参拝客から人気を集めている。28日まで。

 前玉神社の猫は人懐こい雌の「きなこDX」、雄の「ガガ」、雌の三毛猫「さくら」、雄の黒猫「ミント」の4匹。口コミや会員制交流サイト(SNS)を通じて話題になり、猫を目当てに訪れる参拝客も多い。御朱印になったのは2018年7月から。毎月22日に1匹ずつ月替わりで登場させたところ人気を集め、4匹が勢ぞろいした19年2月22日の特別限定御朱印は、境内が県内外から訪れた参拝客であふれ返るほどの人気だった。

 特別限定御朱印は前玉神社版と浅間神社版の2種類で、初穂料は500円。受付は午前9時~午後4時(正午から午後1時の間は休止)。混乱を避けるため、御朱印の日付を2月22日に統一し、1人1セットまでとして事前に用意した御朱印を授与している。

 20日に富士見市から訪れ、きなこDXを撮影していた小学3年生の椿内恋緒(れお)さん(8)は「猫が大好きで、かわいかった」。2種類の特別限定御朱印を手に入れた父親の学さん(50)は「猫の御朱印を集めていきたい」と満足そうだった。

 前玉神社の田島和文宮司(55)は「来られない人は無理をせず、郵送でも対応している。来年はコロナを気にせずにできれば」と話していた。

ツイート シェア シェア