埼玉新聞

 

好評スキンケア入浴剤、埼玉も販路拡大中 サンゴ由来の天然鉱物を使用「かゆみ治まり、しっとり肌に」

  • 一般発売されたサンゴライトのスキンケア入浴剤「サンゴライトバスソルト」。100グラム入り(左)と500グラム入り(写真は提供)

 冬の乾燥肌のケアやかゆみ改善などにつながるとして、サンゴ由来の天然鉱物サンゴライトを使ったスキンケア入浴剤「サンゴライトバスソルト」が、群馬県など北関東を中心に発売、県内にも販路を拡大している。

 同商品の主成分であるサンゴライトが、肌の水分蒸発量を抑えたり、アトピー性皮膚炎の症状改善につながることを、群馬大学大学院理工学部の板橋英之教授(昨年から同大学副学長)、同大学院医学系研究科の茂木精一郎教授らの研究グループが発見し、昨年8月に発表した。

 発表を聞いて、日帰り温泉などの温浴施設を営む設備工事業・ヤマト(本社・前橋市)が協力。サンゴライトを湯に溶かして入浴すると「皮膚のかゆみが治まった」「しっとりした肌になった」など、利用者から高い評価を得て一般販売を開始した。成分はクエン酸、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウムで、北欧産サンゴライトを使用。価格は税込み100グラム660円、500グラム2640円。

 問い合わせは、グッドアイ(電話0277・46・9277)へ。

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