埼玉新聞

 

袴姿で筆振るパフォーマンス、買い物客を魅了 滑川総合高・書道部、東松山の商業施設で作品披露

  • 音楽に合わせて、大きなで筆で書き上げる県立滑川総合高校の書道部部員=東松山市のピオニウォーク東松山

 東松山市の商業施設「ピオニウォーク東松山」で、滑川町の県立滑川総合高校書道部が書道パフォーマンスを披露し、「平成から令和へ」などの文字を書き上げて買い物客らを魅了した。

 同書道部は「書の甲子園」といわれる「国際高校生選抜書展」に出場し、2年連続で北関東地区優勝を果たしている。

 書道パフォーマンスは5回行われ、水色の袴(はかま)にたすきがけ姿の部員20人が、音楽に合わせて、巨大な紙(縦4メートル、横6メートル)に交代で筆を振るった。

 「咲きほこれ書道 舞い上げれ滑総」「栄光の架橋」などの文字が入った計5作品が、書き上げられるたびに立て掛けられると、ステージの周囲を埋めた人たちから大きな拍手が送られていた。

 部長で3年の大竹咲楽さん(17)は「(5月から)新しい元号になる。新しいことにどんどん挑戦していきたい」と話していた。

 同書道部は5月9日午後2時から滑川町の国営武蔵丘陵森林公園南口駐車場で行われる「春の交通安全運動出発式」と、同18日午後1時から東秩父村の「和紙の里文化フェスティバル」の会場でも披露する予定という。

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