埼玉新聞

 

埼玉唯一の天然スケートリンク、ときがわで3年ぶりに開設 子どもたちにぎわう 川の水を入れて自然凍結

  • 手づくりの天然リンクでスケートを楽しむ子どもたち=4日午後、ときがわ町西平の上サ・スケート場

 ときがわ町西平の山里にある県内唯一の天然リンク「上サ・スケート場」が3年ぶりに開設され、子どもたちでにぎわっている。

 1977年から町体育協会スケート部らが設営、運営。角材を並べ、特注の巨大なビニールシート(横57メートル、縦27メートル)を敷き、都幾川の水を引き入れ、自然凍結させている。ここ2年間は、台風被害やコロナ禍の影響で開設できなかったが昨年暮れ、地元の消防団、学校職員、スポーツ団体などの協力で、開設作業を行った。

 所沢市から訪れた家族連れは「初めて来た。子どもたちも喜んでいるので、来て良かった」と話していた。

 10日までは毎日、それ以降は土曜・日曜・祝日のみで、2月12日まで営業の予定。時間は午前9時~午後4時。滑走料は中学生以下200円、高校生以上500円、貸靴料は中学生以下300円、高校生以上500円。天候によっては滑走不能の場合もあるためホームページ「上サ・スケート場」での確認を呼び掛けている。

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