埼玉新聞

 

<新型コロナ>住民税非課税の世帯に10万円給付の市も 埼玉で7人感染、2人はワクチン2回接種済み

  • 埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県などは24日、新型コロナウイルスの感染者を新たに7人確認したと発表した。前週同曜日より1人増加した。感染者の内訳は県発表が4人、さいたま市1人、川口市2人、川越市0人、越谷市0人。

 これまでに確認された感染者は11万6011人(チャーター便帰国者含む)、死者は1059人(24日午後7時現在)。

 23日午後9時時点の重症者は2人、感染者の入院は29人、ホテル療養16人、自宅療養18人、退院・療養終了は11万4880人。

 県によると、県管轄で詳細が判明したのは前日午後分を含め10歳未満~40代の男女4人。うち30代と40代の女性2人はワクチン2回接種済みだった。

 また県はオミクロン株について、国内で23日までに確認された感染者の県内の濃厚接触者が50人だったことを発表した。PCR検査の結果はいずれも陰性。現在県内の宿泊療養施設などで健康観察を行っている濃厚接触者は計390人になった。

 さいたま市によると、感染が判明したのは30代男性1人。

 川口市によると、40代男性と50代女性の2人の感染が確認された。

■春日部市、住民税非課税の世帯に10万円給付

 新型コロナ感染拡大の影響を受け、春日部市は23日、住民税非課税世帯などに対し、1世帯当たり10万円を給付すると発表した。

 新型コロナ感染拡大の影響が長期化する中、生活支援の一環として支給する。対象は市内約3万4千世帯を見込む。

 給付金約34億円と諸経費1億4314万円を含む補正予算を、年明け1月6日の臨時議会に提案し、早ければ同2月中旬に支給が始まるよう手続きを進める。

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