埼玉新聞

 

東武東上線で人身事故 埼玉・ふじみ野で踏切内に男性、ブレーキ間に合わずはねられ死亡 3900人に影響

  • 踏切で男性はねられ死亡=ふじみ野市

 15日午後1時ごろ、ふじみ野市南台2丁目、東武東上線ふじみ野駅―上福岡駅間の踏切で、男性が池袋駅発小川町駅行き下り快速列車(10両編成)にひかれ、全身を強く打って死亡した。

 東入間署によると、男性が踏切内を歩いているのを運転士が発見し、警笛を鳴らしてブレーキをかけたが、間に合わなかった。乗客乗員にけがはなかった。男性は70~80代とみられ、同署で身元を確認するとともに、事故と自殺の両面で調べている。

 東武鉄道によると、事故で同線は志木駅―川越市駅間で運転を見合わせ、午後2時40分ごろ再開した。上下58本が運休し、最大104分の遅れが生じ、乗客約3900人に影響が出た。

ツイート シェア シェア