2019年4月18日(木)

秩父鉄道SLでミュージシャン12人が生演奏 好評企画で前年を上回る客 咲き誇る桜など充実して大喜び

折り返し地点の三峰口駅ではSLの方向転換の作業中に野外ライブも行われた=秩父市荒川白久の秩父鉄道三峰口駅の転車台前

 バンドの生演奏を聴きながらSLの旅を楽しむ「SLミュージックトレイン」が14日、秩父鉄道の熊谷―三峰口間を往復して運行され、240人が参加した。

 同イベントは「音楽でまちおこしをするのが夢」という熊谷市のミュージックバー・ジャンゴの原口安太郎さん(71)が企画。秩父鉄道などの協力も得て、SL車両を借り切る形で2年前から始まった。

 今回は初めて日曜日開催が実現。前年を上回る参加者が集まったという。地元の子どもたちやさいたま市の東京日語学院の研修生ら約50人も招待された。

 車内では12人のミュージシャンによる生演奏が披露され、列車の旅を盛り上げた。当日は桜も咲き誇り、車窓から見える秩父の景色とともに参加者は大喜び。また、沿線からはSLを見送る人たちに手を振られ、それに応える光景があちこちで見られた。

 3回とも参加しているという熊谷市の西山英行さん(64)は「生の音を聴けるのが魅力。熊谷市の春の観光行事として定着してほしい」と希望を口にする。

 主催者の原口さんも「この企画をまだまだ拡大していきたい。そのためにも参加したいと思ってもらえる企画をもっと作っていきたい」と来年以降の開催を見据えていた。

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