2019年2月3日(日)

<埼玉駅伝>一般男子、武蔵野学院大Aが初V 日本薬科大の3連覇阻む 市町村男子は上尾市陸協A

一般男子の部 優勝した武蔵野学院大Aの3区ワンブア・タイタス(左)から4区岩永令へたすきが渡る

 第86回埼玉県駅伝は3日、男子はさいたま新都心駅前、女子は鴻巣駅東口付近から熊谷スポーツ文化公園陸上競技場にゴールするコース(男子=6区間42・195キロ、女子=5区間20・5キロ)で男女4部門に計111チームが参加して行われた。

 一般男子の部は、武蔵野学院大Aが2時間8分0秒の大会タイ記録で初優勝を飾った。4秒差の2位でたすきを受けた2区竹内が首位に躍り出ると、ケニア人留学生の3区タイタスで突き放し、3連覇を狙った2位日本薬科大に1分39秒差をつけた。3位には新電元。県庁の3区川内は、区間2位だった。

 市町村男子の部は、上尾市陸協Aが2時間13分19秒で初の栄冠を獲得。1秒差の1位で走りだしたアンカー村松が、5連覇を目指したさいたま市陸協・斉藤との競技場内までもつれるデッドヒートを10秒差で制した。3位は埼玉滑川走友会α。

 高校男子の部は、埼玉栄が2時間8分47秒で2連覇に輝いた。3区宮坂でトップに立つと脇坂、久保田、白鳥の4〜6区が3連続区間賞で、全国高校駅伝県予選、奥むさし駅伝に続く県内3冠を2季連続で達成した。花咲徳栄が準優勝。武蔵越生が3位に続いた。

 一般・高校女子の部は、昌平高が1時間10分15秒で7年ぶり2度目の頂点に立った。2位でたすきを受けた2区小松が先頭を捉えると鈴木、金田、中根で突き放し、2位埼玉栄高に4分5秒の大差をつけた。3位には本庄第一高が入った。

■成長続け、歴史刻む/武蔵野学院大A

 歴史を刻む初栄冠だ。一般男子の部は武蔵野学院大Aが大会タイ記録で、3連覇を目指した日本薬科大に1分39秒差をつける快勝。笠間監督は「今回の優勝は弾みがつくし、自信にもつながる。これを機にもう一度、頑張らせます」と笑顔で選手たちの走りをたたえた。

 思い通りのレースを展開した。1区舩田がトップと4秒差の2位で滑り出すと、2区竹内が「周りを気にせずに思い切っていく」と1キロすぎに日本薬科大の今川を抜き去り、9秒の貯金を築いてエースへ。こうなれば、あとは独壇場だ。ケニア人留学生の3区タイタスが貫禄の走りで、後続との差を1分20秒に広げた。

 日大の学生時代に箱根駅伝に4年連続で出場した笠間監督が就任して5年目。チームは着実に進化している。タイタスを筆頭に、1年次に関東学生連合で箱根駅伝に出場した藤井ら3年生を、力のある1、2年生が下から突き上げる。3年生マネジャーの秋山が「入学時から考えるとレベルが全く違う。一気に伸びてきた感じで、毎日が楽しみ」と実感を込めるほどだ。

 昨年9月には、狭山市にある寮の食堂が改装された。今まで部員が一から作っていた食事を専門業者が行うことで、食生活が大幅に改善。練習時間も確保されるなど、環境面でもチームの成長を後押しする。「今年は納得できる結果を残したい」とアンカーの2年生下田。大目標の箱根駅伝本大会初出場へ、新興勢力から今後も目が離せない。

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