2019年1月4日(金)

鉄道博物館で展示車両にいたずら 列車愛称板盗まれ、別の愛称板が掲出 行き先表示や列車種別の転換も

鉄道博物館

 さいたま市大宮区の鉄道博物館で昨年末、展示車両の部品が盗まれたり、乗降ドアの鍵が開けられたりするなど悪質ないたずら被害があったことが4日、分かった。同館は2日、器物損壊などの疑いで大宮署に被害届を出した。

 同館によると、昨年の営業最終日だった12月28日午後4時20分ごろ、館内を巡回していたスタッフが車両ステーション1階に展示してある2車両で被害を発見した。

 「クモハ455形電車」は普段立ち入り禁止の乗務員室扉をこじ開けられ、列車種別方向幕を「急行」から「普通」に転換された。そのほか列車愛称板「まつしま」のレプリカが盗まれ、別の愛称板が掲出されていた。

 「クハ481形電車」は車内トイレの引き戸がこじ開けられ、行き先表示器が「ひばり仙台行」から無地に変えられていた。

 被害を受けた2車両は当分の間、車内公開を見合わせる。また一部の機関車でも運転室の公開を中止するという。

 宮城利久館長は「悪質ないたずら被害があれば、資料公開は限定せざるを得ない。良識のある大多数のお客さまにご迷惑をかけることになり、到底看過できない」とコメントしている。

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