埼玉新聞

 

白血病で揺らぐ恋人、葛藤の末に命救ったのは「顔も知らない誰か」 骨髄移植の映画、なぜリアリティなのか

  • 主演の樋口大悟さん(左)と両沢和幸監督=1月26日、東京都千代田区

    主演の樋口大悟さん(左)と両沢和幸監督=1月26日、東京都千代田区

  • 主演の樋口大悟さん(左)と両沢和幸監督=1月26日、東京都千代田区

 白血病治療のための骨髄移植で、患者とドナー双方の葛藤や決断を描く映画「みんな生きている~二つ目の誕生日~」が10日から県内でも上映が始まった。白血病を発症し、空手家としての活躍の道や恋人との関係が揺らぐ中、懸命に闘病する主人公を「骨髄移植サバイバー」である樋口大悟さん(45)=新潟県出身=が熱演した。自ら企画や原案を行った樋口さんは、両沢和幸監督(62)と埼玉新聞の取材に応じ、「つらい思いをしている人に勇気と希望を持ってもらい、日常の小さな幸せに気付いてほしい」と込めた思いを明かした。

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