埼玉新聞

 

60年ぶり見直し…「埼玉県収入証紙」廃止へ DX、キャッシュレスの時代 県庁すでに動き出していた

  • 廃止が検討される埼玉県収入証紙(県出納総務課提供)

 大野元裕埼玉県知事は17日、県議会予算特別委員会で自動車運転免許の更新手数料などで現金の代わりに収める「埼玉県収入証紙」を、2023年度中に廃止する方向で検討を進めていることを明らかにした。予算特別委の総括質疑で、中屋敷慎一議員(自民)の質問に答えた。県のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進やキャッシュレス決済普及拡大などを受けた対応。大野知事は「DX推進のみならず、社会情勢を踏まえると制度を根本的に見直し、時代に合った形に改める時期を迎えている」と答弁。県証紙制度が、約60年ぶりに見直されることとなる。

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